BANGLADESH: 路上生活者の現状

今回、私がバングラデシュに行く目的はストリート・チルドレンの
現状を自分の肌で感じ、自分の目で見たいと思ったからです。

Arijigoku

写真:映画 『あり地獄のような街』から…

伝えるためには、自分の目で見て、自分の心で感じなくては
本当の意味で伝える事ができないから。

いま、私が企画しているイベントが5月に予定されています。
その為にもバングラデシュに行きたい!
そう思ったのです。
そして、たくさんのリサーチや勉強が必要です。
自分の意識向上のための旅でもあるのです。

そこで、事前リサーチをしてみました。

バングラデシュの路上生活者の現状

世界最貧国のひとつ「バングラデシュ」の人口1億6000万人を

超えた人々は北海道の約2倍の土地に住んでいます。
公用語はベンガル語で、約90%の人々がイスラム教徒。
最貧国のイメージが強く、パキスタンからの独立戦争を経て、
毎年のように襲う洪水、サイクロン、干ばつなどの自然災害に
直面しながらも安い労働コストを武器に急速な経済成長を続けています。

近年、バングラデシュでは繊維加工業が盛んなため日本を含む
世界各国の大手企業の生産部門などの進出が伸びています。

しかし、その発展の裏には気が遠くなるような格差が生む
貧困層や路上生活者という問題が存在しています。
路上生活者のなかにも特に目につくのが子どもです。
その子ども達をストリート・チルドレンといいます。

ストリート・チルドレンとは、1日24時間ずっと路上で
暮らす子どもたちと、ほとんどの時間を路上で過すが
毎晩スラムに帰る子どもたちの両方を含みます。
これらの子どもたちは生きるために働き、非人間的な生活条件の中で
暮らしています。

バングラデシュの首都ダッカには親元を離れて生活するストリート・
チルドレンが33万人以上存在しており、そのうちの16万人が
少女だといわれています。
単に貧しい生活から逃れるためだけではなく、両親の離婚や暴力など
家庭内の問題や性的暴行が原因で村を離れ、心の傷をかかえたまま
ダッカの路上で生活するようになったケースが現状です。
ストリート・チルドレンは、小商い、荷運び、靴磨き、ごみ拾い、
物乞い、さらには売春などによって現金収入を得て生活していますが、
不当に低い賃金で長時間労働させられる傾向があります。
またストリート・チルドレンは路上で生活しているため、
所持していた現金を夜眠っている間に盗まれたり、不衛生な環境のために
病気になったりするなど、その生活は絶えず危険にさらされています。

そんな環境の子ども達は学校に通っていないケースがほとんどのため
教育の問題も深刻な状態です。
ダッカには約3000箇所のスラムがあり少なくとも500万人以上が
そこで暮らしていると言われています。
1つのスラムにはおおよそ200~500人が住んでおり、
その多くは地方から仕事を頼りに上京してきた人たちがほとんどです。
彼らの教育水準は低く、男性はリキシャドライバー、
女性はメイドとして働くことが多いです。

そんな彼らの一家の稼ぎは1日平均で50~150タカ(75~225円)
程度と言われており、そこから月に家賃1000~1600タカを
支払わなくてはならない状況です。住居は非常に小さく、
3畳程のトイレも風呂もない、寝るだけの部屋に家族や友人同士6~7人で
共同生活しなければならないのが現状です。家賃が払えなくなった場合は、
スラムを追い出され、結果的に24時間路上生活者となってしまう。

これが、経済成長の裏で起きていながらも目の当たりにする
バングラデシュの現状なのです。

(参考資料 「世界子供白書2009」ユニセフ、世界の人口推計2008年版、外務省ホームページ等)

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