Christmas:ドイツで “見て” “知って” “感じた” こと

2013年のクリスマスに関するブログの締めくくりとしてクリスマスマルクトを巡って “見て” “知って” “感じた” ことを色々な側面から書いてみようと思います。

Ecological:エコ

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複数都市で様々なクリスマスマルクトを巡って気がついたのは、食べ物や飲み物を提供する容器がとてもエコだということ。
容器は個人的に購入したものと見た限りでは全て紙製でカトラリーは木製(ベニヤ)でした。
ゴミの量は確かに多いけど、内容は食べ残しと紙や木製であり全てが環境に戻るものばかり。
飲み物のカップも陶製で何度でも使える。
また、お客さんが持ち帰るか返金制なのでスタンドに戻す仕組みになっている。
片付ける手間が省けるので人件費も抑えることができる。
夜中にゴミを収集、地面に落ちた食べ物を一気に掃除をする。
さすがエコ大国でありながら、とても合理的でドイツらしいなと思いました。

Manner:マナー

クリスマスマルクトでは大きなゴミ箱も多く設置されていて、思いのほかポイ捨てや食べ散らかし、溢れるゴミの山などを目にすることはありませんでした。

また、ベビーカーや車いす、子供達やお年寄り、ワンちゃん連れなど家族みんなが楽しめるのがクリスマスマルクト。
ごった返す人混みでも押し合いの小競り合いなどほとんど目にせず、むしろさり気ない譲り合いやサポートを目にすることが多いと感じました。
多くの人出にも関わらずとてもマナーがいいなと感じました。
知らないもの同士でもさり気ない優しさや自然にサポートをする空間はとても心が暖まりました。

Myth & Traditon:伝説と伝統

クリスマスになると様々なシンボルを目にするようになります。
そのシンボルをクリスマスマルクトのテーマに用いることが多いようです。
一番多く目にしたのが星をテーマにしたマルクト…
この星は東方の博士たちを幼子イエスへと導いた星をあらわしているとか。
この博士たちは、東方で不思議な星を見て、それが救い主の到来を告げるものであるということを悟りました。この星は、博士たちを遠くユダヤの地(現在のイスラエル)にあるベツレヘムにいた幼子イエスとその両親のもとへと導いたとされている。
だから、マルクトを始めにお家の窓際、街中やクリスマスツリーのてっぺんに星を目にすることができるのです。

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皆さんはクリスマスプレゼントを12月25日の朝に開封しますか?
ドイツに暮らすようになって初めて知ったのですが…
ドイツの子供たちは12月6日に開封するそうです。
12月6日はセント・ニコラウスの日…
この日にセント・ニコラウスが現れて子供たちにプレゼントを届けに来てくれるのです。
しかーし!これは1年間おりこうにしていた子だけで、悪い子だったらお仕置きが待っているのです!
ドイツでは地域によってはArbeitsamt(職業安定所)でセント・ニコラウスの役を無職の人々に教え込み有料で家庭を訪問するというシステムが存在するとか。
ドイツの家庭ではこのシステムで我が子が1年間いい子でいてくれるようにとセント・ニコラウスを雇い家庭訪問してもらうことも多いとか。
現在のサンタクロースはアメリカの某有名飲料企業のマーケティングで作り上げられた比較的新しい風習だったのです。

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写真はインターネットより引用

ケルンのアルトシュタット(旧市街)のマルクトでは “HEIMAT DER HEINZEL”:”小人たちのふるさと”がテーマになっています。
昔からケルンには、働きものの小人たちが暮らしていたという伝説があるからです。
こちらのマルクトではたくさんの可愛い小人たちが迎えてくれてファンタジックな世界に迷い込んだ感覚を楽しめました。

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また、マルクトのスタンドでは伝統的な木製のおもちゃやクリスマスのオーナメントをたくさん目にしました。
お祭りとなると子供たち向けの”いま風”のおもちゃなどが売られそうな気がしますが、おもちゃやオーナメントを通してもクリスマスの伝統を大切にする背景を感じることが出来ました。

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各地の木製のクリスマスオーナメントを集め始めました♪

皆さん、クリスマス・ピラミッドをご存知ですか?
私はこの存在を知るまではタケコプターと呼んでいましたが…(笑)

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こちらは我々が現在親しみのあるクリスマスツリーの前のクリスマスツリーの姿だとか。
現在のクリスマスツリーは歴史的にドイツ人が16世紀に始めてキャンドルなどで飾り付けをして家の中に持ち込んだことから広がったと言われています。
それでは、クリスマス・ピラミッドはどうでしょう…
こちらは毎年木を掘って組み立てていたそうです。
キャンドルで灯されたピラミッドは暗闇に包まれた中世のクリスマス時期に明かりを灯す意味を持っていたとか。
家庭では次第にツリーが主流になりピラミッドはマルクトの目立つ位置に華やかにそびえ建つようになりました。

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写真はネットから引用

今年の発見はこのくらいでしょうか…

ドイツのクリスマスは暖かい色合いで統一していて落ち着きのある重みと伝統を感じることができます。
素朴な面を持ちながら何処かしっとりした華やかさを持ち合わせています。
ドイツを始め、ヨーロッパで常に感じるのは善悪問わず過去の歴史と向き合い受け入れ、保存することに多くの者がそれぞれのカタチで勤めているように感じます。
私的にはクリスマスマルクトでの過度な”いま風”の商業化を感じることはなかったです。
だからこそ大切な伝統は受け継がれていくのでしょう。
また、エコの面からも環境への配慮とリスペクトの大切さを改めて感じさせてくれました。

クリスマスマーケットのまとめブログ

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おまけ写真♪

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こちらはドイツの某デパートで…
“いい子はいないかぁ〜”と子供たちを捜すサンタクロース♪
子供を見つけてはチョコレートを渡してましたよ♪

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